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名古屋仏壇職人として三代に渡り代々培った名古屋仏壇の高い技術、代々手掛けた数々の仏壇造りの経験、信頼と実績、そして、何よりも自らが、現役の仏壇職人で高い意識を持って仕事をしていることが重要になります。
自らが名古屋仏壇の作り手だからこそ、良質な材料の選別ができ、日々常に仏壇を製造しながら、お客様のことを考え仏壇への品質に対する向上と良い仏壇を作ろうとする仏壇造りへの情熱が生まれます。そして、お客様に満足していただける仏壇造りに繋がるのだと思います。
そんな、名古屋仏壇職人が手掛ける名古屋仏壇は、代々受け継がれた一流の技が凝縮された他にはない一味も二味も違った仏壇になり、それが名古屋仏壇を作り続け、代々伝統と技法を継承してきた名古屋仏壇職人だからこそできる、名古屋仏壇になるのだと考えます。
何代にも渡り毎日手を合わせていただく、大切なお仏壇だからこそ、いつまでもお客様の幸せを願い、輝き続けていられるようなお仏壇を私どもは精魂込めて製造したいと思っています。
木地見せ |
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安心 |
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満足感 |
誠心誠意 |
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匠 |
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誇り |
本物 |
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優美 |
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輝き |
仏壇のことを良くご存知のお客様は昔から「よいものは受注生産で」とよく言われます。たいていのものは、どんなものでも作りたてが一番なものです。
それに、仏間のサイズ、お仏壇を置く場所は各家庭違います。お仏壇は一生ものです。
後藤太郎仏壇店では、いつ、どんな材料で作られたかわからない既製品のお仏壇を無理に置くのではなく、
希望のサイズや形、デザイン、材質で製作することができます
むろんご予算に合わせた仏壇造りも出来ます。こう言ったことは受注生産ならではです
仏間に隙間なくぴったりとはまった「仕込み仏壇」。またサイドテーブルに置けるような上置き仏壇など
こんな感じの仏壇に仕上げて欲しい、お仏壇の各部の仕様をお客様のご希望にあわせて仏壇を製作することが可能で、仏壇の既製品にはない、たった一つのオリジナルな仏壇を製作できます。もちろん具体的なご希望が特にない方にも、代々手掛けた仏壇作りと仏壇職人の経験をいかしこちらからも提案いたしますし、信用していただいて仏壇の製作をお任せしますということもできます。
また、製品によって仏壇の木地(塗る前の仏壇)・彫刻などが仕上がった時点で、お客様にお見せいたしますので、仕上がり具合やどんな材料であるかなどご自身で確認でき、仕上がりの実感や安心感、そして、それぞれの仏壇の各部が出来上がっていくにしたがって仏壇が順次仕上がっていく楽しみを感じられます。
そうして、納期の間もお客様と仏壇の各部の仕上がりを見てもらうことや仏壇製作の状況説明といったコミュニケーションをとり、お客様と一緒になって作られた仏壇は、完成後には既製品にない特別な仏壇となり、「わが家の仏壇は、別格で作ってもらった」という満足感、達成感は格別だと言われますので、少しの間待って製作されたかいはあると思われます。これも、受注生産ならではのことです。
ですから、私どもでは、お客様に依頼されるお仏壇は、受注生産にて製造しています。
そのため、仏壇の納期には仏壇の種類、仏壇の大きさにもよりますが数ヶ月から1年ほど掛かりますが、仏壇を購入されるときには、一時の行事にとらわれることなく慌てずゆとりを持ってお考えください。何て言ったって仏壇は、後世に継ぐ大切な一生ものですから。
下記は、仏壇の受注生産例です。
こんなお仏壇も
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名古屋仏壇の回転欄間
名古屋仏壇の表の欄間が回転し、仏壇の欄間の図柄が花鳥から宝尽くしに変わります。宝尽くしを裏にしたときは、亡くなってもからも宝の山に囲まれていたいという思いから。また、嫁入り、お正月などお祝いの時には、宝尽くしを表にして拝むことができるといったように、こんな変わった仏壇も作りました。 |

仏間に隙間なく収まる仕込み仏壇 |

上置き仏壇 |
第21回全国伝統的工芸品仏壇仏具展 「愛知県知事賞」受賞作 |
「第21回 全国伝統的工芸品仏壇仏具展」伝統的工芸品に指定された全国各仏壇産地の製造者により、よりすぐられた優秀な仏壇を集めた品評会。
本来の金箔仕上げとは違い、伝統的工芸品に指定された伝産証紙の添付された名古屋仏壇には、ほとんどない総本金粉蒔き仕上げになっています。金箔押しよりも落ち着きのある高級感と耐久性に優れ、高度な技術と高価な本金粉を使用し、全体的にスッキリと品格のある造りにしてあります。欄間は格子組子に桜をあしらい、天井は花丸蒔絵を描いた格天井などなど、随所に従来のデザインとは違う他にはない造りになっています。
第18回全国伝統的工芸品仏壇仏具展 「東海ラジオ賞」受賞作 |
三方堂マス中虹梁とは、堂内の中心に大きな虹梁を備え、三方を彫や桝などに囲われた最高級な装飾造り。他にはないデザインと造りにした禅宗など浄土真宗以外の余宗派用のお仏壇に製作したお仏壇です。また、高級感と耐久性に優れた総本金粉蒔き仕上げ
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22号金粉仕上げ 空殿式三方堂マス中虹梁造り |
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花丸蒔絵格天井 |
障子 |
螺鈿蒔絵中虹梁 |
第15回全国伝統的工芸品仏壇仏具展 「奨励賞」受賞作 |
裏表の彫が違う前狭間が回転する特殊な造りになっています。高級感と耐久性に優れた総本金粉蒔き仕上げ
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10年程経った仏壇です |
部品を取ると隠れていた部分との艶が変わっています |
アップ |
真中線より下は10年程前のまま、上は新しくやり直しましたが、金粉の場合は色、艶ともに変わっていません |
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本金箔を使っても、どうしても10年近く経つと、仏壇は埃の付着などにより金箔の艶が無くなってしまいます。これは変色とは違い、仕方が無いことです(仏壇の洗濯をすれば、ある程度はまたもとの艶にもどります)が右端の金粉で仕上げた仏壇の場合には、同じ条件で時が経っても新しいときとあまり変わらない状態の色で保たれています仏壇の後々のことも考えて、埃のたまりやすい仏壇外部、扉裏、一部内部は最低でも金粉を使うようにしています。これも他の仏壇職人では、なかなか出来る人の少ない金粉蒔きの技法保持者の一人だからこそ出来ることです。 |
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